電柱にかかり気味のコニファーを伐採して抜根!ちょうど角で暴れているグミの木をさっぱりすることにより、隠れていた主役のハナミズキを見えやすいようにしました。レッドロビンの生垣も整えました。
ヘデラ・ヘリックス(通称アイビー)がお隣さんの壁まで伸びてしまったので、カットして欲しいとのご依頼でした。「お~い森君、お隣さんとのいさかいを無くすのも植木屋の仕事やぞ~。」私の師匠であるYさんからの教えです。この言葉を常に意識して仕事をしています。お隣さんに越境している枝はカット!もりガーデンの基本です。
今回はどちらとも落葉樹の剪定です。落葉樹は芽吹きのパワーから紅葉、落葉と四季を目で感じられて個人的にも好きです。まずはアキニレの剪定。シンボルツリーにアキニレを選ぶところが渋いです。
そしてこちらがコナラです。コナラが日傘になり、木陰を作っています。素敵な発想ですね。これもこちらのお客様のアイデアです。お金を掛けずともアイデア次第で庭は癒しの空間になるということを体現しているような、お庭全体がそういった感じです。
抜根とは伐採して根っこも掘り取り、処分することです。今回は3mのソヨゴとドウダンツツジです。どちらも半枯れで復活の目星はありませんでした。原因は新築時に土壌改良なしで植えていたことにより保肥力と保水性がまったくなかったことです。こういう事は掘って見れば分かります。サツキツツジは階段の手すりにはみ出ているのでその部分は大胆にカット!塀に這わせているコトネアスターも爽やかにカット!お客様にも「こんなに綺麗になったの新築の時以来やわ~!」と喜んで頂けました!
消毒と剪定です。桜とサンシュユにアメリカシロヒトリ、イラガがついていました。使用した薬剤は100リットルです。そして桜の下にあるシラカシ、ヒイラギモクセイも剪定してさっぱりしました。今回はお隣の庭木が越境してきているのでその木もお隣さんの了解を得て、まるまる一本マルバヒイラギを剪定しました。とっても喜ばれたご様子でジュース、アイスクリーム、かまぼこを差し入れで頂き、その方と一緒に3時の休憩においしく頂きました。
高さ10mのクスノキの剪定をしました。木の上まで登ると、高台にあるお宅なので余計に高く感じました。こういう木の上に登るとこの仕事の「醍醐味」を感じてしまいます。
藤棚のフジ(右奥)は細く長く伸びた枝には花芽がつかないので迷わず切り落とします。太く短い枝を大切に残します。細い長い枝はとなりの大きなタブノキにまでグングン登っていました。クスノキの画像もそうですが、草刈りによってイメージが大きく変わっているのがわかります。
クロマツの剪定です。これぐらい大きさの松で一日掛かります。
こちらは私の好きな角度からです。
ガーデニングに詳しいお客様のお宅を草刈りしました。忙しいとなかなかお庭の草刈りをする時間もないのが現状だと思います。そんな時は一度プロに任すのがキレイに仕上がりますし、時間を他のことにも使えます。
蜂がやたら飛んでいるな~と思ったらドウダンツツジに蜂の巣がありました。ついでに駆除しておきました。アシナガバチくらいでしたらキンチョールが効果絶大です。
玄関先のアラカシをすっきりとしました。剪定をするだけで印象が明るくなりました。
アオハダ、ブナ、クヌギ、などが植えられており「庭木」といった感じではなく「雑木林の中にある家」といった感じがすごく特徴的でした。今後こういったスタイルのお庭が増えると思います。
それでいてヤマボウシ、ハナミズキ、ナツツバキなど花の咲く人気樹種もしっかり押さえてあるところがさすがだな~と思いながらお手入れさせて頂きました。
高さ7mのキンモクセイの剪定をしました。まずはお隣さんに越境している部分はカット。そして全体を丸みを持たした感じで透かし剪定をしました。風通しを良くすることで台風や突風を受けにくくなります。透かして隙間を造ることにより、木の上に雪がこんもりと積もることもなくなります。
画像手前のコノテガシワを伐採し、画像奥のモチノキをさっぱりと剪定しました。草刈りをするとそこに大きなスペースが生まれましたので、犬を遊ばせるドッグランスペースを芝生で作る予定です。
重かったキンモクセイを透かし剪定をして涼しげにしました。
裏庭です。二年前に強剪定をされていた為、かなり枝が暴れていました。こちらもサッパリとお庭を明るくしておきました。
素材となったのはこの2本並んだイイ感じでモサモサなコニファーです。ナツツバキの後ろに並んでいます。
モサモサなコニファーがクマさんに生まれ変わりました!しかも兄弟です。正面のお兄さんは堂々と貫禄さえ感じられ、裏の弟クンは少しやんちゃな感じでファイティングポーズを決めています。
歩道から見た感じです。とってもファンシーです。今後は葉の成長にしたがい耳と手足のボリュームを出して更に形造っていきます。よりわかりやすく可愛らしいクマさんに仕上げていきます。
今までご自分でお手入れをされていたお客様から剪定のご依頼を受けました。写真には写っていないのですがモミジの剪定はプロ顔負けでした。エゴノキ、モクレンは自然樹形を生かした剪定で、アラカシはさっぱりと風通し良く透かしておきました。
坪庭の草刈りと剪定をしました。松のように手入れに時間の掛かる木がない坪庭の場合は、2万円以内でおさまる場合もあります。草を取ると一段とサッパリしました。
ネズミモチの玉仕立てです。刈込みは初夏に一回目、暮れに2回目を行うと冬場はほぼ成長しなのですっきりした形を保てます。
サツキツツジの刈り込みの適期はサツキの花が終わった直後もしくは終わりがけの時です。7月のあたまぐらいには刈込みを済ませたいです。
と言いますのも7月には翌年の花芽を形成するからです。ですので通常他の庭木の手入れに先立ち、サツキの刈込みを早めに行います。遅くに刈込みを行いますとせっかくの翌春の花芽もなくなってしまいます。形は個人的には角を削って丸く仕上げるのが雰囲気が柔らかくて好きです。
刈込みが完了したら、すぐに肥料を株元に与えると翌年の花芽の形成に効果的です。
こちらのお客様はお庭のコンセプトをしっかりとお持ちになっておられる方で、もりガーデンが監督(お客様)の指示のもとに出来るだけ理想の形に近づけれるようにお仕事をさせて頂きました。
小道を挟んで両サイドにアラカシが植えられてあります。両サイドのアラカシの上部の枝張りをつなげることにより、小道は直射日光が当たらない「木漏れ日の小道」になっています。同時に目線の高さにある枝を極力取り除くことで、外から見てもすっきりとした印象を与えてくれます。
そして、この3つのトピアリー。画像は違う角度からそれぞれ撮ったものです。こちらもお客様ご自身が形造られた作品を今回もりガーデンがお手入れさせて頂きました。特に右端のものはアルファベットの「C」をねじ曲げたような独創的なデザインです。この柔らかい発想には脱帽です。いい勉強をさせて頂きました。
雪の重みで枝が折れ曲がってしまったコニファーの補修をして形を整えました。幸いにも完全に枯れている部分がほとんどなかったので、しっかり持ちあげてやり樹形を戻すことができました。形を軽く整えると同時に、お隣さんの家に越境している枝もカットしておきました。
笹や竹は強靭な植物で、枯れる心配よりむしろ増えすぎ注意な植物です。こちらのお客様は去年まではご自分で管理されていらしたらしいのですが、お庭全体を見た感じはてっきり植木屋さんに頼まれているかのような見事な管理をされていました。
これからはお客様ともりガーデンの共同作業でお庭を管理させて頂くことになりました。主に常緑樹のお手入れと、消毒をさせて頂きます。写真を撮り忘れたのですが、この時は樹木消毒も同時に施工し、アブラムシ対策とうどんこ病対策でオルトラン水和剤とダコニール1000を150リットル散布もしました。
老朽した生垣支柱の交換と生垣の刈り込みをしました。こちらの生垣はヒイラギモクセイ。チクチクした魔除けの木ですね。秋にキンモクセイに似た甘い香りのする可憐な白い花を咲かせます。あと、街路樹のサクラが家の方にかなり入り込んでいましたので、カットしておきました。
玄関先のヘデラ(つる性植物)もお手入れしました。グランドカバーですから、雑草等も目立たなく、かつお洒落な雰囲気を醸し出す生命力の強い植物です。レンガと素敵にマッチしています。
そして、草刈りもしてさっぱりしました。