真ん中のすっきりしたのは金木犀と山茶花です。「ヤマチャカって、アレか~?ほとんどサザンカみたいやけど、何が違うん?」わたくし、こういう恥ずかしい経験を積みながら成長をしました。
下と同じ、カイズカイブキのお手入れをしました。今回は生垣です。持ち前の隆起のある枝ぶりを生かした自然風仕上げです。どことなく欧米MIXな感じをかもしだす素敵な生垣に変身しました。
「ダブルビッグエッグ!」外国人の方が通りがかったとしたら、そんな声が聞こえてきそうなカイズカイブキの剪定をしました。しかしながらこのビッグエッグは私の手柄ではなく、苦労してここまで大きく育て上げただろう、前に入っていた植木屋さんの長年に渡る汗の結晶であるのです。「ビッグエッグは一日にして成らず。」
ヤマボウシの剪定をしました。ヤマボウシは一家に一本シンボルツリーとしても人気がある木です。モクモクと雲のような葉の雰囲気が他の木に出せそうで出せないのんびりとした癒し系の木です。
このモミジは5月に紅葉しているわけではございません。ノムラモミジという一年中葉っぱが紅葉したように赤い葉のモミジなのであります。これが一本あると庭に変化をつけることができるので昔から重宝されている木です。
ゴールドクレストをねじってみました、楽しい方へ。ねじれ君一号の誕生です。
右から。
左から。その家に幸せを運ぶと言うねじれ君一号に死角なし。
紅葉も綺麗ですけど、個人的には新緑はそれ以上に素敵に感じている自分にやっと気付いた今日このごろでございます。新緑は離れて見るより葉っぱや茎を間近で見るのが好きです。日に日に大きくなるのを見るとなぜか元気づけられます。なんとも安上がりと言いますか簡単な男です・・・!
寄り添う二本の赤松を剪定しました。なんと樹齢90年とのこと・・・すごい。二階の屋根を楽に越えて四方から日当たり抜群です。こういう木に登る時は命綱を使い、万が一に備えます。命綱って言葉、例えで使われる場合が世間では多いかと思いますが、植木屋はリアルに命綱に体重をかけて身を任せてます。
金木犀の剪定をしました。まんまる金木犀の内部にも採光と風が通るように剪定します。太陽の光が内部に当るようにしないと、内部の葉っぱが枯れていきます。葉っぱが表面にしかない金木犀になり、いざ大きさを小さくしようと思った時に切り戻しができなくなってしまいます。風が木の中を通るようにするのは木にとっては病気の予防になります。金木犀は病害虫の心配はあまりないのですが、風が通り抜けるので花の香りがよく香ります。
もう一つの金木犀です。同様に剪定をしました。個人的には数年間手つかずの庭木を剪定する仕事は、その木を自由にそしてベストな状態に形づくれる所がたまらなく楽しいです。そして今回はお客様の「できる限り今後長く手の掛からないように」とのご要望は大前提として仕上げました。
手前が五葉松、奥のこんもりしたのがモッコク、パイナップルのようなソテツです。「さてさて今日はユキニモマケズ もりガーデンやな」などと思っていましたが、名残雪も昼にはすっかり溶けてなくなってしまいました。今日はラジオで2回もイルカのなごり雪を聞きました。この曲良いですね。
またまた集合住宅の剪定をしました。お庭付きのマンションです。仕事柄、お客様の玄関先のインターホンを押すのは馴れましたが、オートロックゆえ,部屋番号を押して呼び出しボタンを押すのは、普段より力がいりました。
集合住宅の剪定をしました。このボリューム感はもりガーデンを冬眠から呼び覚ますには十分すぎるお仕事!さすがに1人では無理なので助っ人を呼び、2人でお仕事しました。
ヒバの木を剪定して、限界までスリムアップビューティーにしました。ヒバの木の限界は緑色の葉っぱがあるところを残しておくことが重要です。ずいぶんモテスリムになりました。
アラカシの生垣です。生垣として使われるのは珍しい部類に入るのではないでしょうか。大きくなる木なので、こちらのように高さを出したい時はうってつけです。
生垣の刈り込みの正解は1つしかないと思っています。それは誰がみても一目瞭然、真っ直ぐであることだと思います。それを最も効率の良い段取りで、もっとも少ない手数(動き)でやるにはどうしたら良いか?そういうことを考えながら工夫して仕事をすることが楽しいです。
料理でもほんのひと手間加えるだけで、ずいぶんおいしくなることがあるそうですが、今回ツゲの生垣の刈り込みにもほんのひと手間加えております。ツゲの生垣は、雰囲気としてはおごそかな感じと言いますか「しっかり和風」と申しましょうか、特に生垣を形造る際にもきっちり角が出やすいのでなおのこときっちりスクエアな感じで刈り込まれていることが多い生垣です。今回は上の面を丸く刈込みをして(ここでひと手間)柔らかさを出しました。上段の生垣がツゲ、下の段がサザンカです。
この木はモミの木のような感じですが、実はツガと言います。マツ科で両方とも松ぼっくりができるのですが、このツガの松ぼっくりはとても小さくてかわいらしいのです。
この黄色っぽいのがツガの松ぼっくりです。なんとこれで最終形の大きさなのです。2~3センチです。